2012年9月9日日曜日

Dトラッカー125 印象まとめ

Kawasaki D-TRACKER125は降りましたが、感想などまとめてみました。
Dトラッカー125/KLX125はWebでの情報も少ないので、ちょっとでもネタになれば幸いです。

# 思い出した点があれば、どんどん追記していきます。

■乗ってみての印象として
・スクーターはイヤだ!バイクはマニュアルシフトに限る!って人なら、維持費は安いし
燃費も良いしで、通勤用途だったりちょいノリするなら良い選択肢かと。

・エンジンも回せばスコーンと回ります。取り回しも軽いです。
上り坂の無い道なら気持ち良く走れます。

・出足はPCXとかのほうが早いです。
信号GPみたいな乗り方する人なら、素直にスクーターにすべきです。

・モタードルックですが、意外と散策系のトコトコ走りに向いていると感じます。
パワーが無い分低速でのアクセルコントロールがシビアでないので、のんびり乗れます。

・何気にFIが優秀。アクセルを回して取り出せるパワーの期待値にズレがなくて、
ドンつきも無く乗りやすいです。四季を通して、セル一発始動だったのは素晴らしい。

・ツイントリップ+時計は、非常に重宝します。

・タイ生産ということで敬遠されがちですが、品質という面では十分すぎる出来。
走ることに関しては問題は一つも起きていません。せいぜい細かいパーツが
錆びやすいのが気になるくらい。安っぽい部分はありますが、高級車じゃないので
割り切りは必要です。

■いいねぇ!
・軽くて取り回しの良い車体。
無理してフルサイズの車体にせずに、コンパクトにまとめた結果が出ていると思います。
バランスも取れていて、デザインもなかなかだと思います。
押し歩きも楽チンです!

・40kmを切らない燃費。ガソリンフルで7L。警告灯は残り2Lで点灯。
どんな乗り方をしても、250kmは行けると信じて走れます。

・軽く回るエンジン。その割には低回転でもそこそこ粘る特性。
高めのギヤで低回転から手抜きの加速をしても、平地-かすかな上り坂までなら
健気についてきます。

・セル一発・安定したアイドリングのインジェクション。
ドン突きするほどパワーも無いので、体感できるクセも無さそうです。

・F/R共にサスペンション調整できませんが、吊るしの状態でも違和感ありませんでした。

・何気に細かいパーツまで、アフターパーツが出ています。
ちょこちょこいじれる感覚が楽しいです。

■いまいち
・リヤサスリンクについては、グリスアップされていない報告がWeb上で多数上がっています。
私もばらしてみたらほとんど油分が無かったです。
→新車・中古車問わず、リンク周りはなるべく早めに点検するのがベターです。
一度しっかりとグリスアップしておくと安心できます。

・スピードメーター取り出し口のひよこ音については、体感できていません。
ただし、新車乗り出し前にシリコングリスでグリスアップしておいたので、
回避できているだけなのかもしれないです。

・お尻が痛い。今のところ、1時間持たない。慣れに期待したい。
我慢できなかったらゲルザブは嫌なので、ハイ+ワイドシートへ変更を考えたい。
→結局お尻が痛いのは慣れませんでした。
2013年モデルでワイドシートになったみたいなので、新しい年式であれば解決しているのかも。

・チューブタイヤ。出先でパンクした場合、自分で直すか、ショップにバイクを預けるしか
対応できない。このサイズのタイヤチューブを在庫で持っているのは、カワサキ専門店
かつDトラッカー125をそこそこ販売している店舗だけだと思います。
出先でそんなお店が見つかる確率を考えたら、パンクはちょっと怖いですねぇ。
標準でキャストホイール+チューブレスにしてくれるだけで、パンクしてもガソリンスタンドでの
対応が可能になるので、使い勝手が上がるのですが・・・。

・3000-4000rpm辺りでトルクがついてこない領域(谷間)があるみたい。
ゾウ鼻+社外マフラーで谷間が無くなりますが、フラットになった分トルクが
落ち込んだように感じます。が、乗りやすさは上がります。

・手が大きいので、標準レバーでは間隔が狭すぎて操作しにくい。
→ZETAピボットレバーで解決。

・積載スペース一切無し。唯一ツールボックスがあるが使えない。キャリアが必須ですね。
→耐荷重とタンデムスペースを考えると、デイトナ グラブバーキャリアしか選べないです。
GIVI箱組み合わせて、積載量的には満足しています。
→FTR223の工具箱も付けることで、車載工具の置き場所も解決できます。

・慣らし運転期間は苦痛以外の何モノでもない。
平均速度の高い道路では動くパイロンとなるので、走る道には考慮が必要かと。
何気なくゆるい坂道も強敵です。
→ここは我慢我慢。

・初乗りから200kmくらいまでブレーキが利きづらく、馴染みにくい。
ブレーキパッドの精度も低く、引きずりもある。
パッド面の面取りとパッドガイド棒が通る穴の面取りしてグリスアップしたら良い感じに。
それでもフロントのブレーキパッドの高さが足りてないみたいで、そもそもディスク面は
全て使いきれず、見た目が変です。
→素直に社外ブレーキパッドに交換すれば、解決。

・現在の各社ラインナップだと、14inchの該当サイズでリプレースタイヤが無い。
標準のTT900GP一択となるので、ちょっとつまらない。
ハイグリップ系タイヤじゃなくて、オールマイティなミシュラン履きたかった(T T)
→TT900GPと心中するしかないかと。

 ・ステップが高すぎる。ステップラバーの高さ分、更に高すぎる気がする。
ダウンステップが欲しいけど、バンク角減っちゃうので悩みどころ。
合わせて、ブレーキペダルの高さ調整量が少ないので、自分の好みよりも
高い位置でしか使えません。
→ステップバー交換して、慣れちゃいました。
ZETAなど社外クレビスにすれば、ブレーキペダルの位置調整がより大きな範囲で
可能になります。

・チェーンガイドローラーの雑音がひどい。2011モデルは対策済みらしいですが、
それでも気になります。
標準でローラ外径28mm。DRCのベアリングローラのSサイズで32mm。
KX250Fのベアリング+フィン付きローラは38mm。
自作でベアリングを埋め込んだ人やDRCローラを使ったユーザさんも
いるみたいですが、結果は大きく変わらないみたいです。うーん・・・。
→DRCローラーで個人的には解決しています。
それでも気になる人はいるみたいですが・・・。

・フレーム塗装が弱く削れやすい。
カカトなど摺れるポジションを取る人は、摺れ対策することをオススメします。
→Z-CARBONとかからガードが出ています。
ガードとフレームが摺れても塗装ははげ易いので、養生はしっかりと。

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