2010年11月27日土曜日

お尻痛 考察

KLX125/Dトラッカー125で必ず話題に上る「ケツ痛い?」(笑)ですが、個人的私見なんかを。

私の好みとしたら、柔らかいシートは大嫌いで硬いシートが好みです。だってリヤタイヤの挙動とかが分かりやすくて乗ってて楽しいですから♪

前車のKTM Duke2は良くできたシートで、厚みがそこそこあって広めの座面と硬めのスポンジだったので、乗りやすいしお尻は痛めにくいしで、ビッグシングルエンジンなのに長距離ツーリングに出ても平気でした。

Dトラッカー125では、よくある微振動を受けて痺れる感じではなくて、皮膚表面が摺れたような痛さが確かにありました。どちらかというと、長距離というよりも長時間乗れない感じ。お尻に対してシート幅も若干足りていない感触もあります。
ポジション取りを工夫すれば、と思って色々試してみましたが、最近は2ポジションを使い分けて乗ってます。

下手な絵でゴメンナサイですが、こんなイメージです。赤い方が後ろ寄りに座った位置で、青い方が前寄りに座った位置。
ストンと素直に座ると、赤い位置に決まります。お尻の座面は前下がりな感じ。乗ってても、素直に楽に操作できるマイポジションです。ただ、座面が前下がりなのは良いのですが、前側に上り坂が無くそのまま下がっている位置なので、常に前向きの力がお尻に掛かっている感じがして、ズボンとお尻の静止摩擦で摺れているイメージがしますね。
その点、前寄りに座るとお尻は前下がりですが前側に上り坂が出来る、ちょうど谷間に位置することになるので、腰の位置が安定します。車体がフルサイズではない分下半身が少々窮屈になること、背筋が伸びてしまうので前後のピッチングに敏感になり、体が置いていかれないように意識する必要があることなど余計なおまけがありますが、この位置ですとほとんどお尻の痛みは感じず、比較的長時間乗っていられます。

また、スポンジの量も影響している気がします。Dトラッカー125のスポンジは割と柔らかめですが、固めに感じてしまう原因は、単純に厚みが足りないためだと感じます。 (谷間部分を押してみる/座ってみると深みを感じるので)
画像のように、シート表面の谷間部分がちょうどスポンジの一番厚みのあるスペース(緑色の部分)になっていて、前寄りに座るとこのスペースを使えることになります。そのおかげで、余計な振動や力を逃がせているのかな、とも思えます。
逆に言うと、このくらいのボリュームが無いと、私の場合だと気持ちよく乗れないことになりますが・・・。

ですので、そこそこ気合入れて走るときは後ろ寄りに、トコトコ走りたいときは前寄りに、とポジション移動するように使い分けると、現在ではお尻の痛みは気にならなくなりました。

後ろ寄りのポジションでもお尻の痛みを軽減したいですが、それにはシートの厚みを増やしたいですね。硬いスポンジ好きとしては、ゲルザブとかは却下です。単純にハイシート化&シート幅も若干広げて、谷間の位置をもう少し後ろよりにできればベストでしょうか・・・。

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