2010年12月4日土曜日

ちょっとだけ重整備

KLX私的メモブログさんで紹介されていたバイク用ジャッキがとても良さそうだったので、ポチッとしてみました。購入はこちらからで、3日くらいで到着。
22mmのボルト頭を付属ハンドルで回すのですが、ソケット&ラチェットレンチがあればヨヨイノヨイ!と簡単に上がります。

ブリーザーホースを挟み込まないことだけ注意すれば、一人でもジャッキアップできますね。
フロントタイヤを外したり、リヤサスリンクを分解したりしましたが、いずれの状態でも両輪浮いた状態をキープできているので、とても安定しています。重いのと、ゴムの匂いがキツイのが玉に瑕ですが、価格を考えれば十分すぎるジャッキですね。

車体を上げたついでに、リヤサスのプリロード変更とリンク周りのグリスアップを行いました。

基本的には、14mmと17mmのソケットとエクステンション、コンビネーションレンチがあればリンク周りは分解できます。
ボルトを抜く時には、スイングアームを上下に上げ下げしながらでないと抜けない場所もありますので、随時ユサユサします。
コの字型リンクを外す時だけ、ブレーキペダルのリターンスプリングが邪魔になるので スプリングフックがあると便利です。

リンク周りのボルト類ですが、錆びてなかったので一安心。ただ、油っ気はまったく無し(^^;;

外したリンク類です。ほっとくと錆びてくるカラーはセーフでした(^o^)_v
こちらも油っ気は無いに等しく、一部金属どうしが擦れてピカピカになっている部分があったりしました。一応カラーとリンクの境にゴムリップはあるのですが、そもそものグリス量が少なすぎるんじゃないかと思えます。

外したリヤサスです。
【メモ】全長405mmくらい、上部カラーの幅が21.4mmくらい、下部挟み幅は21.5mmくらい

プリロードは5段階調整式で、標準位置は一番柔らかい側から2/5番目の位置でした。
これを4/5の位置へ変更しました。
上部の取り付け穴にドライバーを挿して、フックレンチを噛ませばOKです。取り付け状態でフックレンチが使えればこまめに調整できるんですが、回せるスペースが無いので仕方が無いですね。

標準プリロード位置だと特に柔らかかったので、ゆったりと操作してあげないとリヤ側が落ち着かない乗り心地でした。カワサキさんのDトラッカー125/KLX125のパンフレットを見ても分かるように、女性まで含めたアピールが必要なバイクみたいですから、柔らかめにせざるを得なかったんだと思います。
懐がたっぷりしているので、Dトラッ カー125で出すようなスピード領域でしたら、まあこれでもアリかな、とも思わせる乗り味ですが、もう少し落ち着かせたい気分だったのでいじります。

以後の作業はグリスベタベタ状態なので、画像は撮ってません。

ついでにフロントアクスル回りもグリスアップしておきました。
サービスマニュアルを見ると耐熱グリス使用との注意書きがありましたので、注意しましょう。

作業後、試乗してきました。
前後ピッチングが落ち着き、だいぶフラットな乗り心地に変わった感触です。
フロントも合わせてプリロードを上げたいですが、こちらは調整できないのでそのままです。KLX125みたいに硬めのバネをDRCさんが出してくれると嬉しいんですが・・・。

富士山が綺麗だったので、思わずパチリ。
 

2 件のコメント:

  1. お久しぶりです。整備日記はいつも勉強になります!自分はできないので・・・。これからも整備日記を参考にしながら勉強しますw

    返信削除
  2. こんばんわ。
    自分も試行錯誤しながらDIYしてますよ~
    分からないところはショップさんのサービスマニュアル見させてもらってます(^^;;

    返信削除